-
このハザードマップは、土砂災害防止法や水防法等の関係法令に基づき、山口県が指定する「土砂災害警戒区域・特別警戒区域(以下、「警戒区域等」という)」「浸水想定区域(河川・津波・高潮)」を表したものです。また、地震ハザードマップは、国の地震調査研究推進本部により作成された「全国地震動予測地図」を表したものです。
各種ハザードマップの警戒区域外について、各種災害の安全を保障するものではなく、警戒区域外であっても場合によっては、災害が発生するおそれがありますので、十分注意してください。
【洪水浸水想定区域】
有帆川・厚狭川の浸水区域及びその深さは、河川の管理者である山口県が作成した「洪水浸水想定区域図」を基にしています。
洪水浸水想定区域図は、各河川の流域全体に「想定最大規模降雨」または「計画規模降雨」により、河川から水があふれ、さらに、堤防が決壊した場合の洪水を予測し、その時の「浸水の深さ」と「浸水区域」について5色で色分けして作成されています。
詳細については、山口県ホームページに掲載されていますので御覧ください。
(外部リンク(有帆川):https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/132/23817.html)、
(外部リンク(厚狭川):https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/132/23841.html)
○想定最大規模降雨
当該河川に過去に降った雨だけでなく、近隣の河川に降った雨が、当該河川でも同じように発生するという考えに基づき、国において、日本を降雨の特性が似ている15の地域に分け、それぞれの地域において過去に観測された最大の降雨量により設定されています。
○計画規模降雨
河川整備の目標とする降雨のことで、河川の流域の大きさや災害の発生の状況などを考慮して、定められています。
【土砂災害警戒区域・特別警戒区域について】
この警戒区域等は、山口県が調査し、指定したもので、「土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)」とは、土砂災害が発生した場合には住民等の生命または身体に危害が生ずるおそれがある区域で、「土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)」とは、警戒区域のうち、土砂災害が発生した場合には建築物に損壊が生じ住民等の生命または身体に著しい危害が生ずるおそれがある区域です。土砂災害特別警戒区域等の詳細については、山口県土砂災害ポータル(外部リンク:https://d-keikai.pref.yamaguchi.lg.jp/Agree.aspx)に掲載されていますのでご覧ください。
【津波浸水想定区域について】
浸水区域及びその深さは、山口県が作成した「山口県津波浸水想定図」を基にした「南海トラフ巨大地震」「周防灘断層地震」による津波の浸水予想範囲です。堤防が機能しない最悪の場合を想定しています。
詳細については、山口県ホームページに掲載されていますので御覧ください。
(外部リンク(山口県津波浸水想定図):https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/6/12639.html)
【高潮浸水想定区域】
高潮浸水想定区域図は、山口南沿岸において、水防法の規定により定められた想定し得る最大規模の高潮【概ね1,000年以上確率】による氾濫が発生した場合に浸水が想定される区域(浸水区域)と水深(浸水深)及び0.5m以上の浸水が想定される区域における浸水継続時間を表示したものです。
詳細については、山口県ホームページに掲載されていますので御覧ください。
(外部リンク(山口南沿岸 高潮浸水想定区域図):https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/132/156333.html)
本マップの高潮浸水想定区域の設定は以下の外力条件に基づいたものです。
(想定する台風)
最悪の事態を想定し、我が国における既往最大規模の台風を基本とし、各海岸で潮位偏差が最大となるよう複数の台風経路を想定しています。
【想定する台風の規模】
・中心気圧 910hpa(室戸台風)
・最大旋衝風速半径 75km(伊勢湾台風)
・台風の移動速度 73km/h(伊勢湾台風)
【高潮浸水継続時間】
浸水開始後、浸水深が0.5mに達してから下回るまでの時間です。
浸水深0.5mは1階の床高に相当し、高潮時に避難が困難となり孤立する恐れのあるものとして設定しています。
なお、緊急的な排水対策等は考慮していないので、目安としての活用に留意してください。
【地震ハザードマップ】
国の地震調査研究推進本部により作成された「全国地震動予測地図」のうち、南海トラフ巨大地震に関する条件付超過確率地図(計測震度の期待値地図)、菊川断層中部、菊川断層南部、周防灘断層群主部に関する想定地震地図を表したものです。詳細については、地震ハザードステーションに掲載されていますので御覧ください。
(外部リンク:https://www.j-shis.bosai.go.jp)
【指定緊急避難場所】
指定緊急避難場所は、災害から身を守るため緊急的に避難する施設又は場所です。災害の種類ごと(洪水災害、土砂災害、地震・津波災害、大規模な火事)に指定しています。
【指定避難所】
災害により自宅へ戻れなくなった被災者等 が一時的に滞在する施設です。
ハザードマップに関するお問い合わせ先は、総務課危機管理室(TEL:0836-82-1122)です。